心温まるエピソードが満載!先輩カップルに聞いた「結婚式前夜」の過ごし方

心温まるエピソードが満載!先輩カップルに聞いた「結婚式前夜」の過ごし方

結婚式で、ご両親に向けて花嫁が手紙を読む場面は、これまでのご家族の想い出を少し共有させてもらえるような時間です。先輩カップルに聞くと、ご家族への想いを、結婚式ではなく“結婚式前日”のご家族だけで過ごす時間にあらためて伝える…という声も。そこで、既婚者1600名にアンケートを実施してみました。

結婚前夜、親御様に想いを伝えた人は3割以下

結婚式前夜やそれ以前に、ご両親に向けて独身最後の想いを伝えるため、挨拶をしたり、手紙を贈ったりなど、何か想いを伝えることをしましたか?という質問に、「はい」と答えた方は22%とごく少数でした。結婚式では花嫁から手紙を読む演出もあるので、前日は特に何もしなかったという方も多いのかもしれません。

結婚前夜、親御様に想いを伝えた人は3割以下

ですが、最近の傾向として、ご新婦の「人前で手紙を読むのは緊張するから」「しんみりしてしまうから」や、ご両親の「泣いてしまうから」「恥ずかしいから」といった理由などで、花嫁からの手紙を読む演出をされない方も増えているようです。

とはいえ、結婚式は人生の大きな節目。「あらたまって言うのは気恥ずかしいけど、両親にこれまでの感謝の気持ちを伝えたい」と想う方もいらっしゃるのではないでしょうか。ご家族でも、言葉にしないと伝わらない想いもあります。結婚という人生の節目で、人生の大先輩であるご両親に感謝の想いを伝えることは、この先、ずっと良い想い出として心に残るはず!

知らなかった家族の想いに涙…結婚前夜エピソード10選

先輩カップルに「結婚前夜の過ごし方」を聞いてみたら、とてもハートフルなエピソードが満載! 結婚前夜、あらたまってご両親に想いを伝えた、また、とても自然な形でそれぞれの想いを伝えてきた先輩カップルのエピソードをご紹介していきます。

引っ越しが先だったので、引っ越し前に母へ手紙を書きました。ふたりで横浜へ行き、ホテルのアフタヌーンティーでゆっくりお茶をしました。それから家族全員で食事にも行きました。手紙を見て泣いていました。そして母からも手紙をもらいました。近距離に住んではいますが、これまで頻繁に母と出掛けていたので、寂しくなると言っていました。

入籍に向けて実家を出る時、新しい家まで車で送ってくれることになっていたので、出る直前、帰ってきたら気づくようにこっそり手紙を実家に置いていきました。新しい家に着いてからも3人で泣いていたのですが、帰って手紙を見つけたらさらに泣いてしまったと後から言われました。

両親と自分と3人でご飯を食べに行きました。 お店も予約して、デザートプレートをお願いしていたので、“お父さんお母さん今までありがとう”の言葉をプレートに書いてもらい、これまでの出来事などたくさんのことを話しました。母は泣いてしまっていました。 父親に「フライングで泣いちゃだめだよー」と笑われていて、「明日が思いやられるね!」と話していました。

母とふたりで、外が明るくなるまでひたすら話をした。それまでにすれ違ってしまった時期があって、その頃のことがメインだったけど、その原因が些細なことだったことをお互いに驚いて泣いた。この時間があったから、今はどんなことでも話せるいい関係です。泣いて、笑って、後悔して、本当にいろいろな感情を見せてくれたと思う。

家族みんなで居酒屋に行って、昔話をしたあと、カラオケに行き、絢香さんの『ありがとうの輪』を歌って伝え、その曲を結婚式のエンドロールで使用した。涙を流しながら、「こちらこそ親にしてくれてありがとう」と言ってくれました。

式の前日、実家で家族4人だけで夕飯を食べ、小さい頃のように過ごしました。既婚で家庭もある兄も、この日は1人で実家に来てくれて、4人でいろんな話をしながら明日に備えつつ、想い出話ができたことが嬉しかったです。絶えず笑顔で、嬉しそうでした。

前夜ではないですが、「花嫁からの手紙はいらない」と頑なに拒んでいた母に、挙式後、手紙を渡しました。ずっと言えなかった想いを書いたら、母が思いの外大事に読んでくれました。どんな形であれ渡せたこと、書いて良かったとあらためて思いました。とても大事に、手紙をとっておいてくれています。

今まで大事に育て、守ってくれたことの感謝の気持ちを言葉で伝えました。「あなたの幸せが私の一番の幸せだから、幸せになってね。おめでとう」と言われました。

父親とホテル近くのバーに行き、これまでのことをゆっくり話した。結婚に関することだけではなく、自身(息子)の考え方も知れて、喜んでいたように思う。

結婚式前夜の夕食は両親と3人でいつも通り食べていましたが、緊張と不安、今までの感謝の想いがあふれて私が大号泣、そして両親が、私が生まれてからのことを振り返り大号泣。手紙を書いたわけでもなく、挨拶をするつもりもなかったのですが、いろいろな話をしていくうちに、最終的にここまで育ててもらったことへの感謝を伝えることができました。一家そろって大号泣でしたが、お互いの想いを伝えることができて良かったと話していました。

結婚を機に、新しい生活が始まります。ご両親と歩んできたこれまでの人生を振り返り、育ててくれた感謝の気持ちを直接伝え、知らなかったご両親の想いを受け取ることで、旦那様とともに人生を歩む覚悟や自信にもつながることでしょう。結婚式前夜、皆様も素敵な時間をお過ごしください。

この記事を書いた人
ライター 佐藤

ライター 佐藤

女性誌WEBサイトのエディター&ライターを経て、フリーに。現在は、美容やライフスタイルを中心に女性向けの記事やエンタメ系グラビア誌のインタビューも担当。

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